2018年は副業元年とも言われています。
本業または副業から独立してフリーランスに。という事も10年前よりは耳にするようになった今、フリーランスという働き方について考えてみました。
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フリーランス人口1100万人突破
2018年4月 ランサーズが行った調査で、フリーランス人口が発表されました。
フリーランス人口においては、前年と横ばいで1,119万人、人口に占める割合は17%となりました。
また、副業(本業・副業を区別していない労働者を含む)フリーランスの人口は744万人、経済規模は7兆8,280億円と8兆円近い規模になり、報酬は堅調に増加し、業務委託ベースのパラレルワーカー数が伸長している傾向にあります。出典:ランサーズ「フリーランス実態調査2018年度版」
団塊世代が定年を迎え、労働人口が減りつつあるこの時代に、フリーランス人口は増えているのです。
2018年度は副業元年
副業解禁を公言する企業が出始める中、政府は公務員の副業についても、NPO法人や非政府組織(NGO)などの「公益的活動」を目的とした兼業に限り認める方針であることが明らかになりました。
こうなると、他の一般企業についても副業解禁が広がっていく流れになるでしょう。
これからは個人スキルの時代
副業解禁が広がり、フリーランスの人口も増加。働き方がひと昔前とは変わってきていることが誰の目から見ても明らかになってきました。
フリーランスで働く人の中には元々副業だった仕事で独立してフリーランスになったという人も多くいらっしゃいますが、最も多いのは副業フリーランスの方です。
冒頭の記事にあるように、フリーランス1119万人中、副業フリーランスの数は774万人と、やく70%の方が何らか別の仕事を持ちながら、フリーで働いているのです。
労働人口が少なくなり、単純作業はAIが担っていくこの時代、今までの企業依存の働き方から個人のスキルが求められる時代へと変化してきているのではないでしょうか。
個人スキルを付けて動き出す準備を
もちろん副業が解禁となったからといって、必ずしも副業をしなければいけないわけではありません。
しかし、複数の仕事を持つのが当たり前の時代になってくると、企業が個人の人生を保証してくれる時代ではなくなってくるということです。
今すぐ副業をはじめなくても、自分の得意分野について勉強をしてみたり、スキルを磨いておくことぐらいはしておいた方が良いのかもしれません。
フリーランスで活躍する人も多い個人スキル
何を勉強したらいいのか、どんなスキルを磨いたらいいのかに悩んだら、フリーランスで活躍する人も多いスキルを学んでみるのはいかがでしょうか。
何かあったとき、自分の身を支えてくれるのは自分のスキルです。
ライバルとの差をつけ、自分自身の独自性をもつにはフリーでも活躍する人がいるようなジャンルが参考になります。
ではフリーランスで活躍する人が多いジャンルにはどのようなものがあるのでしょうか。
ライター・編集者
出版社や新聞社、法人メディアの依頼を受け、記事の執筆を行うのが主な仕事です。
ライター自身の趣味・特技・専門性を生かした原稿を執筆したり、取材した内容をまとめたり、商品やサービスの購入を促すキャッチコピーを製作したりと、ライターと言っても様々なジャンルの仕事があります。
またフリーで働くライターの中には、ライター兼編集者として、独自のメディア(HPやブログなど)を持つ人も少なくありません。
イラストレーター
WEBや書籍・雑誌、企業のパンフレットというようなメディアに使用するキャラクターや挿絵・図解のイラストを描く仕事が主となります。
趣味でイラストを描いている人が副業・独立といったステップをふむ場合もあります。
ココナラなどで似顔絵やSNSのアイコンを依頼を受けて作成するなど、活躍の場が広がっているスキルのひとつです。
デザイナー
WEBデザインやマテリアルデザイン、プロダクトデザインなどデザインのジャンルも幅広くあります。いきなりフリーランスで働くというよりはデザイン事務所などで経験を積んだ上で、独立をする人が多い職業です。
デザイナーを目指したい人はデザインの基礎を学び、まずはデザイン関係の仕事に関わり経験を積むことがデザイナーとして独立する近道になるでしょう。
プログラマー・SE
フリーランスの中でも、企業内で働く場合でも今一番注目の職業といっても過言ではないでしょう。進むIT化に対するプログラマー不足は加速し、最も人材が求められている分野です。
また、人材不足であることから企業から大事にされる傾向にあり、ひと昔前のように労働環境が劣悪という事例も少なくなっています。高収入の職業としても人気が高まりつつあります。
企業が求める職業であるだけに、プログラミングを学ぶスクールには就職支援までしてくれるところも数多く出てきました。
TechAcademy [テックアカデミー]は現役プロのメンターがついて学習のサポートをしてくれて、転職サポートも受けられますので、興味があれば無料体験などでプログラミンが自分でもできそうか試してみるのも一つの方法ですね。
まとめ
副業元年。これから人の働き方は大いに変わっていくでしょう。
少子高齢化で人口比率も変わっていくのですから、今まで同じ働き方があなたが定年になる歳までできる可能性も変わってくるのです。
いざとなってからあわてて動いたり、焦ったときにはもう身動きできない状態なんてことにならないように、若いうちに経験とスキルは積んで個人スキルを身に着けておきましょう。